灯りが消えぬ間に
中日 2-1 ヤクルト
試合前、谷繁監督の休養が発表された。
現在、8カード連続負け越し中の最下位であり、こんな日がいつか訪れるであろうことは覚悟はしていたが、いざその日が来るとやはり驚きを隠せない。
フロントとしてはまだ残り39試合(今月はホームで14試合)ゲームがあり、球団にも厳しい声が相当数、届いていたことから、早めに手を打ったのだろう。
今のチーム状況は正に投打ともまるで噛み合わないどん底にあり、どこがどう悪いというよりも「泥沼」という表現が一番しっくりくる。
空気を変えるという意味で監督を休養にしたのは私は間違ってないと思う。
しかし監督を変えたからといってすぐにチーム状況が好転するわけでもない。現に昨夜のゲームも好投する吉見を援護できない苦しいゲームだった。
それでもずっと打てなかったビシエドが最後の最後、追い込まれながら久々にすごいライナーをみせて、試合を決めた。
3位ベイスターズまで6・5差。灯りが僅かでも灯る方向に進むしかない。それが谷繁監督を変えた意味なのだから…